綿詰め元日 Cotton-Refilling New Year's Day
クッション共和国の一年は、静かな元日から始まります。憲法第八条は、 国王が毎年元日に国民へ新年の祝意を述べることを務めと定めており、 首都ウール・ヤーワラカの王宮からは、現国王クッション・ヤーワラカⅠ世の お言葉がモチ語で全国に届けられます。国民はこれを聴きながら、一年の無事を願います。
この日、各家庭で欠かせないのが綿詰め直しの習わしです。 一年のあいだ使い込んでへたった座布団や枕の中身を新しい綿に入れ替え、 家族全員のクッションをふっくらとよみがえらせます。 「古い年のへこみを抜き、新しい年のふくらみを迎える」という、 国是やわらかさを体現した、もっとも家庭的な儀礼です。 入れ替えた古綿は捨てず、子クッション島の綿雲神社に納めて焚き上げる家も少なくありません。
食卓には、餅に似た国民食「モチー」を白いすまし汁に浮かべた 「綿雲椀」が並びます。ふくらんだモチーは膨らむ一年の象徴とされ、 子どもたちは「今年はどれだけ膨らむか」を競って頬張ります。
- 由来
- 建国以来の年始儀礼
- 過ごし方
- 綿の詰め直し・綿雲椀
- 王室行事
- 元日のお言葉(憲法第8条)